英進館の評判は？良い・悪い口コミをチェック！冬期講習も紹介

英進館とは、年中児から浪人生までを指導対象とし、九州地方を中心に展開している学習塾です。集団授業が基本ですが、英進館が運営する「個別指導パスカル」では、オーダーメイドのカリキュラムをもとに、マンツーマンの授業を受けられます。

特徴は、知識だけでなく社会性も培う教育方針です。英進館では、定期的にホームルームがおこなわれ、環境問題やいじめなどのさまざまなテーマを議論します。日常的に、登下校時の挨拶指導や清掃指導もおこないます。こうした取り組みは、生徒の学力だけでなく、社会性や人間性を向上させることの手助けになっているでしょう。授業では、「楽しく学ぶこと」をモットーにし、生徒が自ら楽しく学ぶ姿勢を伸ばしています。

英進館高等部では、ライブ授業と東進衛星予備校による指導を行っています。ライブ授業で指導を行うのは、東大や京大などに多くの合格者を出してきた精鋭講師陣。中でも数学の授業は高校3年生の1年間を過去問演習とその解説に充てているのが特徴です。東京大学や九州大学を目指す人向けのハイレベルな講座を設置している点も見逃せません。

映像授業「東進衛星予備校」では、日本全国から選りすぐられた大学受験のプロフェッショナルが授業を行います。彼らは何万人もの受験生を指導してきた経験から、つまずきやすいポイントやその攻略法を熟知。「なぜそうなるのか」「どう考えればよいのか」にこだわる授業を行っているのが特徴です。

英進館中学部では、地元の公立高校から全国の有名私立高校まで、あらゆるレベルの高校受験に対応しています。使用するのは入試対策用のオリジナルテキスト。さらに合格へ直結した教材を多数用意し、生徒の志望校合格をバックアップしています。

キャリア教育に力を入れている点も特徴のひとつ。英進館中学部では生徒の勉強意欲を高めるため、さまざまな講座を開いています。これらの講座では仕事のやりがいや就職活動についてなどを学ぶので、将来を真剣に考えるきっかけになるでしょう。

英進館は、さまざまな公開テストを実施しています。学校の学習内容がどれだけ定着しているかを測るものや志望校別の模試など、生徒の進路や状況に合わせたテストを用意。中でも高校生には旧帝大それぞれの模試や早慶上理といった全国の有名大学それぞれの模試を実施。また小中学生の模試は、九州地域の学校に対応したものを実施しています。

英進館では、保護者・生徒向けにポータルサイト「エイカ」を導入しています。このサイトでは、塾のお知らせを配信するほか、各教場の開館日や学費の確認などが可能です。また成績確認機能も搭載されていて、テストの点数や偏差値・順位などを確認することができます。生徒が塾に入退室する際にメールを配信する機能もあるので、保護者は安心して子どもを任せられるでしょう。

英進館では、春期講習・夏期講習・冬期講習を行っています。いずれの講習も集団授業スタイルで、学校進度のフォローや受験対策の授業を展開。中でも中学部の夏期講習では、自分の弱点をピンポイントで補強できる「特別講座」を設けているのが特徴です。

開催時期によって金額が異なりますが、目安として2019年度の夏期講習の料金をご紹介します。

たとえば、幼児部の夏期講習の料金は、年中の場合は4日間で約19,440円、年長の場合は5日間で約26,300円です。中学部の場合、授業数によって異なりますが、中学1・2年生で約35,100円〜です。高等部は、通常授業と同じく1講座約75,600円から受講できます。

英進館では、幼児部・小学部・中学部・高等部で高い合格実績を誇ります。2019年度の合格実績では、小学部では麻布中学校や開成中学校に進学し、中学部でも灘高校などの超難関高校に合格しています。

高等部では、佐賀大学や熊本大学の九州難関大学をはじめ、大阪大学や一橋大学などの難関大学の合格実績も多いです。幼児部は、福岡教育大学付属や福岡雙葉学園へ合格しています。

英進館では、幼児部・小学部・中学部・高等部のコースがあり、それぞれのコースでクラス分けがされます。

幼児部
「受験クラス」があり、年中から年長が対象で、私立小学校への受験合格をめざすコースです。

小学部
進学先や学力別に「全国超難関中受験クラス」や「地元私立・国立中受験クラス」に分けられます。

中学部
志望校や目的にあわせて「全国超難関私立高受験クラス」や「公立校受験」など5つのクラスがあります。

高等部
「東大攻略コース」などの進学別のクラスのほかに「高卒本科コース」があります。「高卒本科コース」は、浪人生を対象とし、朝の9時から夜の9時30分まで、英進館で1日講義がおこなわれます。