臨海セミナーの料金を学年とコース別に徹底解説！料金以外の特徴もご紹介

臨海セミナーは、神奈川県・東京都・千葉県・埼玉県・大阪府に366校あり（2019年8月12日時点）、小学生から高校生までを対象にしている学習塾です。特徴は、集団・個別指導の両方に対応していることと、講座ごとにさまざまな授業時間帯を選べることです。

臨海セミナーの料金は、他の集団塾・個別指導塾と比べてどうなのでしょうか。以下は、各集団塾・個別指導塾の料金表です。60分あたりの授業料を表記していて、（）は正規の授業時間です。

臨海セミナーの料金を詳しく解説します。通常授業料に加えて、夏期講習や冬期講習などの季節講習の費用、個別指導の料金もご紹介します。小学生から高校生まで幅広い年代の生徒を受け入れている臨海セミナーの費用を確認して、入塾の参考にしてください。

臨海セミナーに通塾すると、入塾金、授業料、講習費用などが必要です。入塾金は、学年に関わらず約16,200円です。授業料と講習費用は学年や選択する講座によって異なります。

維持費は、一年間を4〜8月と10〜3月に分けて、1期ごとに約4,860円〜約22,680円がかかります。ただし、維持費も受講科目数や学年によって異なるため、詳しい金額を知りたい場合は直接臨海セミナーへ問い合わせてみてください。

臨海セミナーの小学部の料金を詳しくご紹介します。臨海セミナーの小学部は、「総合進学コース」とも言われ、公立中学校へ進学予定の小学3年生以上が受講できるコースです。学校の授業時間だけでなく、予習や復習などの学習習慣を身につけられます。

小学生で公立中学校へ進学予定の方は、小学部の料金を確認しましょう。

まずは通常授業の費用をご紹介します。以下の表は、2019年度の小学部の授業料です。小学部には小学3年生から通塾可能で、算数と国語の指導を受けられます。小学5年生以降になると、算数・国語に加えて英語の指導を受けられます。全学年、授業時間は40分です。

受講する科目と科目数によって金額は異なるため、表内には各学年の最安価格と最高価格を記載しています。また、年度によって金額が変動する可能性もあるため、金額には「約」を付けて表記しています。

年額は月額料金から、60分あたりの費用は月額料金と各講座の授業時間から、1ヶ月を4週間と仮定して算出しました。参考程度に確認しておきましょう。

小学5年生以降は、最大で3科目受講できるため、小学3・4年生と比べて最高価格が高い傾向にあります。通常授業に加えて、学年に応じて以下2種類の講習を選択受講できます。

「思考力アップゼミ」とは、小学5・6年生が、高校入試に向けた思考力を高められるゼミです。身につけた知識を活用して、どのように問題を解けるかといった論理的思考力が鍛えられます。

小学6年生の1〜3月には、「中学進学準備講座」として、中学進学後の英語・数学の学習を先取りで学習できます。それぞれの授業料は以下の通りです。

思考力アップゼミの通塾回数は、受講科目数に関わらず週3回です。中学進学準備講座の通塾回数は受講科目数に応じて変動し、週2〜3回です。

小学生の季節講習費をご紹介します。臨海セミナーでは、毎年夏期や冬期の時期に季節講習が実施されています。2019年度には、小学3〜6年生を対象に、授業料無料、体験諸費約3,000円のみで授業を受けられる夏期講習が実施されました。

臨海セミナーの中学受験科の料金を詳しく説明します。小学生で、中学受験を目指したい場合は、中学受験科で受検対策用の指導を受けられます。費用を確認して、入塾を判断しましょう。

まずは通常授業の料金をご紹介します。中学受験科には、小学1年生から通塾可能で、小学6年生時の受験に向けて、学年ごとにさまざまな能力が養成されます。授業時間は40分です。

学年と受講科目数で費用が異なるため、以下の表では各学年ごとに、2科目受講した（一週間で80分の指導時間）場合の2019年の価格を記載しています。年額料金は月額料金から、60分あたりの料金は月額料金と各講座の授業時間から1ヶ月を4週間と仮定して算出しました。

年度によって金額は変わる可能性があり、金額には「約」を付けて表記しています。参考程度に確認しておきましょう。

算数・国語の2科目を受講した場合、小学2・3年生の費用は同じです。

小学2年生以降は、開成中学校、武蔵中学校、桜蔭中学校、女子学院中学校、雙葉中学校などの、臨海セミナーが指定した私立中学校への合格を目指す生徒向けの講座と、国私立中を志望する生徒向けの講座が設置されていて、志望中学校に応じて最適な講座を受講する仕組みです。

小学4年生以降は、最大で4科目（算数・国語・理科・社会）受講可能です。

臨海セミナーの中学受験科では、季節限定で授業料無料で授業を受けられます。たとえば、2019年度の9月には、1ヶ月間授業料が無料で、志望中学校向けの授業を受けられる季節限定の講習が実施されています。理解力・基礎学力の養成から中学受験基礎・応用、入試対策といった授業を学年に応じて受講できます。

公立の中高一貫校に通学する生徒向けのコースの費用をご紹介します。臨海セミナーでは、都立・公立中高一貫校受験を通じて、高校受験・大学受験に向けて勉強する小学生用のコースがあります。

都立・公立の中高一貫校に入学後、高校受験や大学受験を目指して勉強したいと考えている方は、費用を確認しておきましょう。

都立・公立中高一貫校受験から大学受験を目指して学習を進めたい方の授業料をご紹介します。以下の表は、各学年で2科目（算数・国語）受講し、週2回通塾した場合の金額です。

年額料金は月額料金から、60分あたりの料金は月額料金から1ヶ月を4週間として計算しました。学年と科目によって1授業の時間は違うため、表内の60分あたりの料金の括弧内には、実際の授業時間を記載しています。

年度によって金額は変わる可能性がありますので、「約」を付けて表記しています。

臨海セミナーでは、季節限定で授業料無料の授業を受けられます。たとえば、2019年度の9月は、1ヶ月間授業料が無料、講習諸費約1,080円のみで志望中学校対策や理解力・基礎学力向上などに向けた指導を受けられます。

臨海セミナーの中学部の料金を解説します。中学部では、地域の中学校に密着したテスト対策など、学校の成績にこだわった指導を受けられます。定期的な模擬テストで実力をはかり、公立高校入試へ向けた得点力を養成できます。

中学校の定期テストを対策したい方は、中学部の費用を確認して、臨海セミナーへの入塾を判断しましょう。

中学部では、学年と受講科目数で費用が異なります。以下の表は、2018・2019年度の授業料です。中学生は、3科目、5科目のいずれかを選択して受講する形です。

臨海セミナーでは、「英語・数学・国語」の3科目を1回150分、週2回に分けて受講します。5科目の場合は、3科目に105分の「理科・社会」を加えて週3回通塾します。

年額料金は月額料金から算出しました。60分あたりの費用は、月額料金と科目数による一週間の授業時間から、1ヶ月が4週間と仮定して計算しています。受講科目数と週の通塾回数によって、指導時間か変わるため、60分あたりの料金の括弧内に一週間の指導時間を記載しています。

学年が上がったり受講科目数が増えたりすると、金額は高くなります。

中学部では、中学3年生の冬期講習以降に、入試直前最終特訓が行われます。志望校合格に向けて、入試直前のラストスパートで実戦力を鍛えられる講座です。「入試直前最終特訓講座」は、受講科目数に応じて以下の費用がかかります。

「入試直前最終特訓講座」は、冬期講習後の1〜3月の期間限定講座のため、5科目受講した場合の授業料は最大で約140,421円です。中2・中3の3科目コースは、校舎によっては開講していない場合があります。詳しい情報を知りたい場合は、直接校舎に問い合わせてみましょう。

中学部の季節講習費用は、年度によって金額は異なります。2019年度の夏期講習では、中学生は全員授業料無料で実施されました。ただし、体験諸費として中学1・2年生は約3,000円、中学3年生は約5,000円、模試試験代が一人あたり約3,200円必要でした。

臨海セミナーの大学受験科の料金を詳しく解説します。大学受験科では、現役高校生が志望大学合格に向けた学習を進めることができます。臨海セミナーで、志望大学合格に向けて勉強すべきか検討している方は、費用を確認したうえで、入塾の判断に役立ててみてください。

大学受験科の通常授業料をお伝えします。臨海セミナーの大学受験科では、学年と教科ごとに複数の講座が用意され、学力レベルを踏まえて最適な講座を選択する仕組みです。1講座は80分で、1講座あたり全学年8,980円で受講できます。2講座以上を受講すると、「パック料金」という割引制度の適用が受けられて、1講座あたりの料金が安くなります。

パック料金は、受講講座数と学年によって異なります。以下の表では、学年ごとに用意されているパック料金をご紹介します。年額料金は月額料金から、60分あたりの料金は、月額料金と各講座の授業時間にもとづいて、1ヶ月を4週間と仮定して算出しました。

高校3年生になると、受験対策として1・2年生よりも多くの講座を受講する傾向にあり、パック料金も最大8講座まで用意されています。受講講座数が増えるほど、60分あたりの料金は安くなります。

臨海セミナーの大学受験科では、レベル別・学年別に用意された豊富な141種類の講座から、1講座約1,080円、2講座以上であれば上限約3,240円で受講可能です。また、指定校推薦での志望校合格を目指す高校3年生を対象に、志望動機書や面接、小論文などの推薦入試向けの対策講座を約1,080円で受講できます。

次に、臨海セレクトの授業料をご紹介します。臨海セミナーでは、生徒一人ひとりの学力レベルに応じて最適な指導を提供できるよう、集団指導の他に個別指導も提供しています。個別指導は、「個別指導臨海セレクト」と言われ、小学3年生から高校3年生まで対応しています。苦手教科だけを個別指導で受講して、集団指導と組み合わせてそれぞれのメリットを活用できます。

個別指導で学習を進めたい方は、料金を確認しておきましょう。

臨海セレクトでは、講師一人につき生徒二人の体制で解説指導を受けられる「個別指導」と、タブレットを用いた映像授業での解説指導「映像指導」の2種類の受講スタイルから、最適な受講方法を選択できます。

以下の表は、個別指導の1科目を選択して、週1回指導を受けた場合の各学年の料金です。受講科目数や週の通塾回数が増えると、費用は高くなります。年額料金は月額料金から、60分あたりの費用は、1ヶ月を4週間として月額料金と各学年の授業時間から計算しました。実際の授業時間は、60分あたりの料金の括弧内に記載しています。

金額は年度によって変わる可能性があるため、「約」を付けて記載しています。参考程度に確認しておきましょう。

臨海セレクトでは、受講科目数が増えることで、「パック割引」が適用されて授業料が安くなるケースがあります。詳しい授業料を知りたい方は、直接校舎に問い合わせてみましょう。

臨海セレクトでは、春期や夏期、冬期といった季節ごとに季節講習が実施されています。たとえば、2019年の3月には、小学生から高校生までを対象に「3月+春期講習無料体験授業」が開催され、9日間、無料で授業を受けられました。

ただし、別途体験諸費として、約3,000円がかかります。年度や季節によって金額や日程は異なるため、詳しい情報を知りたい場合は直接問い合わせてみましょう。

臨海セミナーの料金以外の特徴も確認しましょう。入塾前に料金以外の特徴も確認おけると、入塾後にイメージと異なることがなく安心ですね。

臨海セミナーの大学受験科では、2019年度に東京大学に159名、早稲田大学・慶應義塾大学・上智大学に679名、明治大学・青山学院大学・立教大学・中央大学・法政大学に1,190名の合格者を輩出しています。中学受験や高校受験の合格実績は、地域によって細かく異なるため、公式サイトを確認したり、各教室に問い合わせたりする必要があります。

臨海セミナーには、講師の熱心かつ丁寧な指導や、電話による講師との定期的なコミュニケーションが取れる点に高い評価があります。一方で講師が定着せずすぐ変わってしまったり、講師が休みの日に、2つの授業が同時に行われたりする場合があるとの声があります。

臨海セミナーの料金と、その他の特徴を解説しました。臨海セミナーでは、小学生から高校生まで幅広い生徒が入塾できて、集団指導と個別指導を生徒や学力に合わせて選べます。

目標とする進路によってコースがさまざまに設定されていて、コースや受講する授業によって料金は細かく異なります。通塾時を想定して費用を参考にし、合格実績や口コミも確認したうえで入塾を判断しましょう。