自宅からの距離
■ストレスなく通える距離を
予備校はほぼ毎日通うことになるため、できるだけストレスなく通えるところを選べると良いでしょう。自宅からの距離が近いと、精神的・体力的に無理なく通うことができるのでおすすめです。電車で高校に通っている場合は、自宅から学校までのあいだにある予備校でも良いでしょう。
■予備校の最寄り駅から徒歩何分か
予備校の最寄り駅から徒歩何分かかるかも見ておけると良いですね。なかには駅に直結している予備校もあり、天気に左右されずに通うことができます。
■寮を提供している予備校も
また、予備校によっては寮を提供しているところもあります。希望する予備校が自宅から離れていて通うのが難しい場合は、入寮を検討してみても良いでしょう。
自分に合った授業形式
予備校の授業形式は、大きく分けて集団授業・個別指導・映像授業の3種類です。それぞれの授業形式にメリットがあるため、自分の性格や生活スタイルに合わせて検討するようにしましょう。
複数の生徒に対して授業を行うのが集団授業で、周りの受験生と切磋琢磨しながら授業に取り組むことができます。一方で、個別指導は生徒ひとりに対して先生ひとりが指導するマンツーマンの授業形式です。集団授業に比べて、生徒一人ひとりのペースに合わせて進めることができるため、苦手な科目でもきちんと理解を深めることができます。
映像授業は、名前の通りパソコンを使用して映像による授業を受ける形式です。レベルの高い講師の授業を各生徒のタイミングに合わせて受けることができます。部活で忙しい生徒におすすめです。
授業内容や対策コースは適切か
予備校がどのような内容の授業を行っているのかも確認するポイントです。予備校のコースには、基礎コースや難関大対策コースなどさまざまなものがあります。
文系を志望しているにも関わらず数学に強い予備校を選んでしまった場合、きちんとした対策ができないかもしれません。自分のレベルや志望校に合わせた授業内容の予備校を選ぶようにしましょう。予備校によっては、難関大志望専門の予備校や推薦入試の対策を行っているところもありますよ。
授業以外のフォローやサービスは充実しているか
予備校では、授業以外にもさまざまなフォローやサービスを行っているところがあります。ここではおもな2つをご紹介します。
■担任による学習計画や進路相談
生徒一人ひとりに担任が付き、生徒と一緒に志望校へ向けた学習計画を立てたり進路相談を行ったりします。厳しい予備校では、生徒の学習状況を細かく管理するところもあるでしょう。最近では、ネットで学習の進捗や出席状況を確認することができる予備校も増えています。
■チューターに質問できる
授業中や自習中の疑問をチューターに質問できる予備校も多くあります。大学生がチューターとして働いている予備校の中には、難関大学に通うチューターが多く在籍している予備校もありますよ。大学生チューターの魅力には、学習に関するフォローだけでなく身近な大学生として受験のアドバイスをしてもらえる点があるでしょう。
校舎の環境は整っているか
教室や自習室が学習しやすい環境になっているかどうかも予備校選びのポイントです。机が狭かったり席数が少なかったりすると、学習に集中できなくなってしまいます。
他にも、自由に使えるコピー機を設置している予備校や、カフェテリアスペースを用意しているところもあります。検討している予備校で校舎見学が可能な場合は、事前に校舎の様子を確認しておけると良いですね。
費用の比較は難しい
一般的に、予備校にかかる費用は1年間で100万円前後だといわれています。しかし、予備校そのものや生徒一人ひとりの受講するコースによって大きく異なるため、予備校同士の費用を比較するのは難しいでしょう。
予備校に通うための費用を十分に用意するのが難しい場合は、奨学金や特待生制度を取り入れている予備校を検討するようにしましょう。既卒生でも定期券を学割で購入することができたり、兄弟がいる場合は割引を受けられたりするケースもあります。できるだけ費用を抑えたい場合は、基本的な料金の他に予備校独自の割引サービスも確認しておけると良いですね。
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