難関大学合格のためのメソッドをもつ塾
Y-SAPIXは、東京大学・京都大学・医学部など、難関大学入試の現役突破を目指す方のための進学塾です。講師が一方的に情報を発信するのではなく、生徒が「発言する」機会を大切にした対話型の授業で、難関大学が求める思考力・判断力・表現力を鍛えられます。
■高校生と中高一貫の中学生を対象にオリジナルテキストで指導
Y-SAPIXでは、実際に授業を担当している講師が作成するオリジナルテキストに沿って、中高一貫校に通学する中学生から高校生(中高一貫の高校生・それ以外の高校生)までを対象に授業が行われます。オリジナルテキストには最新の大学入試の動向が反映され、毎年改訂が重ねられています。つまり、テキストを順にファイリングして見直せば、授業の流れとそれに応じた成長の過程が見えるつくりになっています。
■志望校合格に向けた充実のコース
中高一貫校の中学生と高校生を受け入れているY-SAPIXでは、生徒一人ひとりの志望大学や学力レベルに応じて、科目別に用意された学年別・学習目的別の講座を選択して受講できます。また、通塾希望の校舎に受講したい講座の設置がない場合は、鮮明な映像とクリアな音声で校舎間をリアルタイムに結び、受講したい講座をWeb授業で受けられる「iClass(アイクラス)」も利用できます。
Y-SAPIXの料金は高い?
ここからは、Y-SAPIXの料金をご紹介します。Y-SAPIXでは、中高一貫校に通学する中学生と高校生で費用が変わります。入塾を検討している方は、通塾時を想定していくらくらいかかるのかを確認しておきましょう。ただし、年度によって価格は変わる可能性があるため、金額には「約」を付けて記載しています。
■料金内訳は入室テスト料・入室金・授業料等
Y-SAPIXに通うと、入室テスト料、入室金、授業料などが必要です。Y-SAPIXでは、入塾前に現段階の学力を測り、入塾を判断するために、英語・数学・国語の3科目の「入室テスト」を受験する必要があります。入室テストは全学年1回約3,300円です。
入室テストで基準点を満たすと、学年にかかわらず約33,000円の入塾金がかかります。授業料は、学年や受講講座によって変わります。通常授業と別で特別授業を受講する際は、講座ごとに別途費用がかかります。
■Y-SAPIXの中学生の料金詳細
Y-SAPIXでは、中高一貫校に通う中学生を対象に、志望大学合格に向けて授業が行われます。また、大学入試の範囲を先取りし、早い段階から初習を終えられるカリキュラムに沿って指導され、十分な受験勉強の時間を確保できます。Y-SAPIXで、中学生のうちから大学受験に向けた学習を進めるか迷っている方は、費用を確認したうえで入塾を判断しましょう。
通常授業の料金詳細
中学生は、1回60分の授業4回を1単位として、受講単位数によって費用が変わります。学年によって金額は変わりません。以下の表では、1ヶ月を4週として、1単位(授業4回)の費用を月額料金、12単位(授業48回)を年額料金として記載しています。60分あたりの価格は、1単位の授業料と1単位の授業回数・時間から計算しました。
年額 | 月額 | 60分あたり |
約110,352円 | 約9,196円 | 約2,299円 |
集団授業だけでなく、数学で未習範囲がある方向けの映像講座「数学 単元別オンデマンド講座」を、1単元(90分授業×4回)あたり約13,200円から受講可能です。また、難関大学に通うインストラクター1名から、マンツーマンで未習分野・苦手分野の補強や弱点克服、論述対策といったフォローを受けることも可能です。これは「個別学習指導ジム」といわれ、60分まで無料、以降20分あたり約1,430円がかかります。
特別講習の料金詳細
2019年のY-SAPIXの冬期講習の費用を確認しましょう。2019年の冬期講習では、3日間を1タームとして、全3タームの日程で講習が開講されていました。講習費用は、ターム内に受講可能な単位数に応じて変わります。1単位は、「60分授業×4回」です。
ただし、年度や季節によって講座の体制や金額は変わる可能性がありますので、あくまで参考程度に確認しましょう。
受講単位数 | 費用 |
1 | 約9,196円 |
2 | 約18,392円 |
3 | 約27,588円 |
4 | 約36,784円 |
5 | 約45,980円 |
6 | 約55,176円 |
7 | 約64,372円 |
8 | 約73,568円 |
■Y-SAPIXの高校生の料金詳細
高校生は、大学入試で必要とされる、答えに辿りつくまでの思考力を鍛えられます。特徴は、どの学年からでも学習を開始できるようなカリキュラムに沿って、生徒一人ひとりに最適な方法で勉強できることです。志望する難関大学への合格を目指して、Y-SAPIXへの入塾を検討している方は、費用を確認しておきましょう。
通常授業の料金詳細
高校生は、「60分授業×4回」を1単位として、1単位あたりの価格が設定されています。表内の年額料金は1ヶ月を4週間として、12単位受講した際の、月額料金は1単位受講時の金額を記載しています。高校3年生については、校舎の場所によって金額が変わるため、首都圏・近畿圏在住の高校3年生が通塾した際にかかる費用を表記しています。
ただし、年度によって価格は変動する可能性がありますので、参考程度に確認しましょう。
学年 | 年額/月額 | 60分あたり |
高校1・2年生 | 約116,160円/約11,660円 | 約2,420円〜約2,915円 |
高校3年生 | 約107,140円/約10,780円 | 約2,232円〜約2,695円 |
高校生は、受講単位数が増えると60分あたりの費用が安くなります。さらに、集団授業だけでなく、数学の未習範囲がある方向けの映像講座「数学 単元別オンデマンド講座」を、1単元(90分授業×4回)あたり約13,200円から受講可能です。
また、難関大学に通うインストラクター1名から、マンツーマンで未習分野・苦手分野の補強や弱点克服、論述対策などのフォローを受けられる「個別学習指導ジム」も受講できます。「個別学習指導ジム」は、60分まで無料、以降20分あたり約1,430円が必要です。
特別講習の料金詳細
2019年のY-SAPIXの冬期講習の費用を確認しましょう。高校生の2019年の冬期講習は、講習期間である数日を以下のように「ターム」に分け、生徒それぞれのスケジュールに合わせて、可能なタームを選択して受講できる仕組みでした。
- 第0ターム:2日間
- 第1ターム:4日間
- 第2ターム:4日間
- 第3ターム:4日間
- 第4ターム:2日間
冬期講習費用は、期間内に受講した単位数と学年に応じて、以下の表のように変わります。1単位は「60分授業×4回」です。
受講単位数 | 費用 (高校1・2年生) |
費用 (高校3年生) |
1 | 約11,660円 | 約10,780円 |
2 | 約22,220円 | 約20,460円 |
3 | 約32,780円 | 約30,140円 |
4 | 約43,340円 | 約39,820円 |
5 | 約53,900円 | 約49,500円 |
10 | 約97,460円 | 約89,320円 |
15 | 約142,780円 | 約132,220円 |
20 | 約182,930円 | 約170,060円 |
ただし、年度や季節によって、講座の体制や金額は変わる可能性がありますので、参考程度に確認しましょう。
■模試の料金
Y-SAPIXの塾生は、最新の出題傾向を正確に分析し作成した「SAPIX YOZEMI GROUP模試」を無料、もしくは優待料金で受験できます。「SAPIX YOZEMI GROUP模試」は、学年や志望校に応じてさまざまな模試がラインナップされており、生徒それぞれの志望校に合わせて最適なものを受験できます。また、解説講義などの、模試受験後のバックアップも充実しています。
■少しでも安く利用するためには?
Y-SAPIXを少しでも安く利用するには、入室金の割引制度を活用しましょう。Y-SAPIXでは、入塾する本人が、過去にY-SAPIX、YGC(Y-SAPIX Global Campas)、SAPIX中学部、SAPIX小学部、プリバート、SAPIX Kids、ピグマキッズ、または代ゼミ個別指導スクールに在籍していた場合、入室金が免除されます。
また、英検®、TOEFL®、SSAT、SAT®の基準を満たすスコアを保有している方は、入室テストが免除され、入室テスト代約3,300円がかかりません。自身が条件に該当するかどうか確認したうえで、少しでも安く利用したい方は活用しましょう。
■他の予備校と比べて高い?
Y-SAPIXの料金は、他の予備校と比較して中間位といえそうです。以下の表は、高校3年生が難関大学合格に向けて勉強した際にかかる、60分あたりの費用です。駿台予備校の価格は、東京大学の理系を志望する際のモデルパターンの際にかかる費用から計算したものです。代々木ゼミナールの費用は、講師から直接指導される対面授業のものです。
コースや学年、年度によって金額は変動します。参考程度に比べて、塾選びに役立てましょう。
塾名 | 60分あたり |
Y-SAPIX | 約2,695円 |
駿台予備学校 | 約2,051円 |
四谷学院 | 約3,383円 |
代々木ゼミナール | 約1,733円 |
河合塾 | 約2,383円 |
鉄緑会 | 約1,240円 |
Y-SAPIXの料金以外の特徴も確認
Y-SAPIXの合格実績と評判・口コミを確認しましょう。入塾を判断する際には、料金だけでなく、塾の特徴も知らないと入塾後に想定と違う可能性があります。きちんと確認しておきましょう。
■合格実績
Y-SAPIXの2019年度の合格実績をご紹介します。合格実績は、Y-SAPIXの指導によって、どれくらいの生徒が結果を残しているのかを把握する際の参考になります。料金とあわせて確認しておきましましょう。
旧帝大 | 早慶上智 | MARCH | 関関同立 |
12名 | 61名 | 35名 | 11名 |
■評判・口コミ
生徒一人ひとりに対して、講師が丁寧にサポートしてくれる点や、オリジナルテキストの質が高い点、自習室などの学習環境が整っている点が良いとする評判があります。一方で、料金が高いとの声も一部見られました。
料金とその他の特徴を理解して入塾判断をしましょう
Y-SAPIXの料金を詳しく解説しました。Y-SAPIXでは、中高一貫校に通う中学生と、高校生の学年に応じて費用が変わります。入塾を検討している方は、通塾時を想定して確認しましょう。ただし、東京大学や京都大学など、難関大学への現役合格を目指して指導されるY-SAPIXでは、「入室テスト」で基準を満たさないと入塾できませんので注意しましょう。
また、Y-SAPIXの特徴は、オリジナルテキストを使用して、講師と生徒が対話しながら思考力・判断力・表現力を鍛えられることです。志望大学への現役合格を目指してY-SAPIXで勉強しようか迷っている方は、特徴も確認したうえで入塾を判断しましょう。
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