【道山ケイ】
思春期の子育てアドバイザー
元中学校教師
のべ1万組以上の親子へ「勉強法」や「親子の接し方」などのアドバイスを行っている。
元中学校教師【道山ケイ】が中学生とそのお父様・お母様に向けて役立つ情報を発信しています!短期間で成績が上がる勉強法・高校受験で失敗しないための秘訣・不登校の解決策・思春期の子どもの特徴・反抗期の子育て方法など。
中学生に勉強方法を教える<<元中学校教師>>道山ケイの公式サイトです☆成績を上げる方法だけでなく、思春期の子どもに対する接し方や不登校の原因なども解説します。小学生から高校生までの子供を持つ親向けに子育て支援などもしています!
【数学】の成績を格段に上げる勉強法
■テストの点数を上げるために、まずは数学のおすすめ勉強法を教えてください。
はい。数学の点数を上げるためには、3つのステップがあります。
ステップ1は、教科書に載っている例題を繰り返し解いて覚えることです。
ステップ2で、学校で使っている問題集を繰り返し解いて完全にマスターします。
ステップ3で、塾や書店にあるレベルの高い問題集を2~3回繰り返して完全にマスターします。
■とてもシンプルな勉強法ですね。学校の教科書や問題集は、何回くらい繰り返すと良いでしょうか。
その問題を見た瞬間に、すぐに解けるレベルまで繰り返してください。早い子だと、3回程度でそのレベルに達します。
ただ、僕は中学生のときに勉強が得意じゃなかったので、5回位繰り返していましたね。今サポートしている勉強が苦手な子ですと、6~7回程度繰り返しています。
■繰り返す回数というよりも、すぐに答えが出る状態まで解くことが大切なのですね。
はい、そうですね。
■では、書店ではどのような参考書や問題集を選ぶと良いでしょうか。購入の際に気を付けることがあれば教えてください。
よく、塾や学校の先生におすすめの参考書を聞いて、それを子どもに買い与える保護者がいるのですが、これは絶対にダメです。子どもの場合は、ネット通販などで参考書の説明やレビューを見て、とりあえず購入することも絶対に避けたいですね。
参考書を選ぶ際は、実際に手に取って中身をチェックし、使いやすそうだと思うものを子ども自身が選ぶことが大事です。
子どもたち一人ひとり使いやすい感覚が違うんです。たとえば、イラストがあるほうがわかりやすいとか、解説が詳しいほうがわかりやすいとか、どのタイプの問題集が自分に合っているのか、しっかり見極める必要があります。
子ども自身ができそうだと思うものを選ばないと、成績は上がりませんよ。
【英語】の成績を格段に上げる勉強法
■英語について、勉強のステップを教えてください。
英語もすごくシンプルな3段階にわけられます。
ステップ1は、英単語の暗記と教科書の音読です。
ステップ2で、教科書の問題集を繰り返し解きます。
そしてステップ3で、塾や書店で売っている問題集を繰り返し解いていきます。
数学と英語との勉強の違いは、ステップ1の「英単語の暗記と教科書の音読」です。
そもそも単語の意味がわからなかったり書けなかったりしたら、英文を作ることができませんよね。英語は普段、使っていない言葉なので、単語暗記はとても大切です。
あと教科書を音読することで、日本語と英語との文章構成の違いを頭に叩き込むことも忘れてはいけません。
■英単語の暗記が苦手な場合、学習のポイントがあれば教えていただきたいです。
まず、単語カードを使って覚えることを提唱しています。
理由として、覚えられない子は書いて覚えようとしていることが多いんです。書いて覚えようとすると、手が疲れるだけで覚えられないことがほとんどです。覚える過程で大切なのは、「思い出す」ことなんです。
単語カードの表面の問題がわからなければ「何かな」と考えて、裏を開いて「コレだ」と思い出すことが自然とできます。なので、英単語が覚えられない子は、単語カードを使うだけですぐに覚えられます。
100均などで売っている単語カードの「表面に英単語」「裏面に意味」を書いて繰り返すと良いでしょう。
【国語】の成績を格段に上げる勉強法
■国語について、おすすめ勉強法をおうかがいしてもよいですか。
ステップ1は、漢字の暗記、教科書を音読します。
ステップ2で、文法問題を理解します。
ステップ3で、学校の問題集や小テストなどのプリントをしっかり解いたり覚えたりします。
国語と英語との学習の違いは、「英単語」が「漢字」に変わるところですね。あとは、文法問題を集中的にやるという2つの点が違ってきます。
■漢字の覚え方も単語カードで大丈夫ですか。
はい、「表面に問題」「裏面に答え」を書いて覚える流れで大丈夫です。
あとは、漢字を書いて覚える際のポイントがあります。
たとえば、単語カードを使って「問題集」という漢字を覚えるとき、日本語の「もんだいしゅう」という問い(表面)を見て考え、次に答え(裏面)を開いて「あ、コレだ」と思い出して、ノートに1回「問題集」と書くとします。この要領で単語カードを一周やり終えると、二周目に「問題集」と問題が出てきたら、一周目よりも早く思い出す(解ける)という繰り返しが発生しますよね。
「考える」「思い出す」という学習を繰り返していくと、3回目くらいで「問題集」という漢字が書けるようになると思います。10~20回書いても覚えられない場合は、書く回数を減らして覚えることから始めてみてください。
■文法問題の理解は、どのように勉強すれば良いでしょうか?
学校に通っている子どもたちの場合は、学校の先生の授業をしっかり聞くことがすごく大事です。学校の授業でわからなかったり聞き逃したりしたときは、友だちを頼って教えてもらうこともすごく良いと思います。
授業を聞いていない子や不登校などで学校へ通えていない子の場合は、自分で問題集に取り組んでみてください。このとき、簡単なものであれば解説を読んで理解できると思います。しかし難しい問題は、きちんと誰かに説明してもらうことが大事です。家庭教師や塾の先生、保護者に、わかるところまでしっかり教えてもらいましょう。
【社会・理科】の成績を格段に上げる勉強法
■社会と理科の勉強方法を教えてもらってもよろしいですか。
はい、社会と理科の学習法はまったく同じで、2ステップで十分です。
ステップ1では、学校で使っている問題集を繰り返し解きます。
ステップ2で、学校では使っていない問題集や参考書を繰り返し解く方法です。
基本的はこの2ステップで良いのですが、もし授業の内容についていけていないのであれば、ステップ1で教科書の音読を取り入れてみてください。すると、授業を聞いているのと同じ理解になるので、ある程度学習内容を理解してから、書店などで売っている問題集に取り組むという流れができます。
社会の場合は覚えてしまえば点数が取れますので、いかに早く覚えるかが勝負になりますね。
■社会や理科の答えを早く覚える工夫があれば教えてください。
書かないことが大事です。
英単語や漢字と同じで、書くことに時間を費やすなら、声に出して頭で理解していくべきです。すべて答えをいえるようになってから、初めて1回書くという流れのほうが時間を短縮できます。
■理科も社会もほぼ同じ学習法で良いとのことですが、その中で理社の違いがあれば教えてもらいたいです。
たとえば、理科の場合は物理、化学、生物、地学と分野がわかれますよね。物理と化学の分野は、若干計算問題が出てきます。
問題集を解いていてわからないところは、国語の文法と同じで、学校の先生、塾の先生、家庭教師、保護者に質問して、しっかり理解していくステップが必要になります。
■分野によって理解が必要な問題は、詳しい人に聞くと作業を怠ってはいけないということですね。
5教科勉強法のコツとして、「書かない」「わかるまで説明してもらう」というような、効率的な学習も大切だなと感じました。道山ケイさん、ありがとうございました!
※インタビュアー:青木
インタビューの様子はYouTubeチャンネルにて公開中です!
■さらに詳しく知りたい方はぜひ、ご覧ください。
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