早稲田アカデミーの学年とコース別料金を徹底解説！他の塾の料金と比べて高い？

早稲田アカデミーの料金の内訳と学年別の料金をご紹介します。早稲田アカデミーの料金は具体的にどのくらいかかるのか、自身の認識と比べて高いのか、詳細を見ていきましょう。

早稲田アカデミーの料金は、他の集団塾・個別指導塾と比べてどうなのでしょうか。以下は、各集団塾・個別指導塾の料金表です。60分あたりの授業料を表記していて、（）は正規の授業時間です。

早稲田アカデミーの料金の内訳は、入塾金、受講料、年会費、教材費です。入塾金と年会費は、学年に関係なく以下の表の料金が設定されています。

ただし、小学5年生と小学6年生のKコース（公立中学校進学）コースに関しては、年会費は約1,700円/月に設定されています。

受講料は、同じ学年でもコースごとに料金が異なります。コースごとの詳しい料金については後述します。教材費は、学年やコースによって費用が異なるため、詳細な料金を知りたい場合は直接問い合わせる必要があるでしょう。

夏期講習や冬期講習などの料金も、コースや学年、さらには早稲田アカデミー生か外部生かで料金が異なります。目安として、早稲田アカデミー生の夏期講習代は、小学6年生の場合は24日間で約16万円、中学3年生の場合は24日間で約14万円です。高校は1講座単位（85分×2コマ×3日間）から通学でき、高校3年生の1講座あたりの料金は約18,574円です。

ここからは、小学生の学年別コース料金を紹介します。小学生の料金は、中学受験や公立中進学など、進路によって料金が異なります。

小学1年生と2年生は、週1回（45分×2コマ）の授業で、科目は国語と算数です。校舎によって実施曜日が異なるため、公式サイトを確認しましょう。

小学3年生の授業時間は時期によって異なり、Aは2〜3月で1科目50分授業の料金、Bは4〜1月で1科目100分授業の料金です。科目は国語と算数です。

小学4年生の授業回数は週2回あり、曜日は校舎によって異なります。科目数によって授業料が異なり、Aは4科目（国語・算数・社会・理科）、Bは2科目（国語・算数）の料金です。

小学5年生は、コースによって授業時間が異なります。私国立受験は1科目100分、公立中高一貫校対策は100分、公立中進学は50分です。科目数で授業料が異なり、Aは4科目（国語・算数・社会・理科）、Bは2科目（国語・算数）、Cは英語のみです。

小学6年生は科目数によって授業料が異なり、Aは4科目（国語・算数・社会・理科）、Bは2科目（国語・算数）、Cは英語のみの料金です。それぞれの授業時間は、私国立受験が100分、公立中高一貫校が100分、公立中進学が50分となっています。

早稲田アカデミーでは、小学校5年生から公立中高一貫対策コースと公立中進学コースが増えます。それまでの小学校1〜4年生までは私国立受験コースのみです。コースのなかでもっとも料金が高いのは私国立受験コースであり、公立中進学がもっとも安い料金に設定されています。

次に中学生の学年別コース料金をご紹介します。中学生の料金も、進路によって料金が異なります。

中学生からは、標準校舎とExiV校舎ごとに料金が設定されています。ExiV校舎とは、難関中高合格を目指す特別校舎です。

中学1年生は科目数によって授業料が異なり、Aは5科目（英語・国語・算数・社会・理科）、Bは3科目（英語・国語・算数）の料金です。授業時間は、標準校舎が80分（英語・国語・数学）と40分（理科・社会）、ExiV校舎が120分（英語・国語・数学）と60分（理科・社会）になります。

中学2年生は、4つのコースに分かれていて、特訓コースとレギュラーコースは標準校舎、SKコースとSコースは難関校受験を目指すExiV校舎で実施されます。料金は科目数で異なり、Aは5科目（英語・国語・数学・理科・社会）、Bは3科目（英語・国語・数学）の料金です。

授業時間も異なり、特訓コースでは130分、レギュラーコースは100分、SKコースは140分、Sコースは120分授業です。

中学3年生も4つのコースに分かれています。それぞれの授業時間は、特訓コースが130分、レギュラーコースが100分、SKコースが140分、Sコースが120分です。科目ごとに料金が異なり、Aは5科目（英語・国語・数学・理科・社会）、Bは3科目（英語・国語・数学）の料金です。

中学生の料金において、中高一貫校に通う学生は大学受験コースが設けられています。大学受験のコースでは、1講座（90分）から通学可能で、受講できる科目は、英語・国語・数学です。

最後に、高校生向けの学年別コース料金をご紹介します。

高校1年生は、1講座（90分）から6講座まで受講可能です。

高校2年生は、1講座（120分）から最大10講座まで受講可能です。

高校3年生は、1講座（120分）から最大10講座まで受講可能です。

高校生は、1講座単位で月額受講料が設定されています。なお、高校生は学年ごとに学習できる科目が異なります。以下は、学年別の受講可能科目です。

早稲田アカデミーでは、IBSと呼ばれる英語塾があります。IBSとは、「東大・医学部・ハーバードに一番近い小学生たちの英語塾」をコンセプトに、年長から小学6年生を対象とした英語塾です。

IBSの料金は、学年に関係なく、年長から小学6年生まで共通の受講料となっています。以下は、IBSにかかる料金です。

なお、IBSに入塾するためには、保護者同伴で生徒面接が行われます。また、小学4年生は英検3級取得済み相当以上、小学5・6年生は英検準2級取得済み相当以上であることが入塾の条件です。

近年、日本の家計に占める教育費の割合が増加傾向にあり、手厚い教育を行うためには、可処分所得が十分に確保されている必要があります。

夫婦と小学6年生の子どもがひとりいる家庭を例に考えてみます。世帯年収が約620万円で、手取りが約500万円だった場合、食費や光熱費などの支出を差し引くと、年間の可処分所得はおよそ100万円ほどです。早稲田アカデミーの小学6年生の年間授業料は60万円程度で、特別講習などに参加すると120万円以上の料金がかかり、手取り500万円の家庭では赤字になってしまいます。

高額な授業料は家計を圧迫する原因となります。少しでもお得に個別指導塾に通うために、キャンペーンを利用するのもひとつの手です。早稲田アカデミーでは、夏期にキャンペーンを開催しており、期限内に申し込むと、入塾料無料などお得になります。早稲田アカデミーを検討されている方は、一度公式サイトを確認しましょう。以下は、早稲田アカデミーのキャンペーン例を一部抜粋したものです。

早稲田アカデミーでは、集団授業の他に、個別指導も行なっています。早稲田アカデミーの個別指導は、マイスタと早稲田アカデミー個別進学館の2つあります。個別指導の料金体系は、集団授業と異なるため、ここでは2つの個別指導の料金をご紹介します。

マイスタでは、1：1（講師：生徒）もしくは、1：2（講師：生徒）で授業が行われます。以下は、マイスタの小学6年生、中学3年生、高校3年生の週1回（月4回）90分の授業を受けた場合の料金の相場です。

月額の受講料は、小学生、中学生、高校生ともに、毎月約2,639円の年会費が追加されます。教材費は、生徒の学習状況や能力によって異なるため、詳しい料金は直接問い合わせる必要があるでしょう。

夏期講習は、1セット4回の授業から受講可能です。もし2セット8回授業を受ける場合は、1セットの2倍の料金がかかります。なお、テキスト代は生徒によって異なります。

早稲田アカデミーでは、1：2（講師：生徒）で授業が行われます。以下は、早稲田アカデミー個別進学館の小学6年生、中学3年生、高校3年生の週1回（月4回）料金の相場です。

早稲田アカデミーでは、学年に関わらず入会金は統一されています。月額受講料は、小学生の一般・内部進学コースを除き、1コマ90分あたり26,000円です。

塾選びの際は、授業の内容や評判など、料金以外についても注目する必要があります。ここからは、早稲田アカデミーの授業の内容と評判についてご紹介します。

早稲田アカデミーの授業の特徴は、学力別に少人数で組まれている点です。同じレベルの学力の生徒を集めることで、仲間と切磋琢磨しながら競い合える環境が生まれます。さらに、成績優秀者は校舎内の掲示板や塾内報に掲載されるため、勉強に対するモチベーションも維持できます。

また、早稲田アカデミーの授業は、生徒同士の私語が少ないことも強みです。生徒の授業に無関係な話や発言が少ないため、生徒一人ひとりが集中できる環境になっています。

早稲田アカデミーでは、生徒が授業に集中できる環境が整っていると高い評価を受けています。さらに、講師に対する評価も高く、宿題の管理や休んだ後のフォロー体制も整っています。

一方で、宿題の量が多く、生徒によってはついていくのが大変だという意見も見られます。なお、宿題の量が不安な方に対しては、担当講師に相談することも可能です。

以下は、早稲田アカデミーの口コミを一部抜粋したものです。

早稲田アカデミーでは、集団と個別の授業が行われています。集団の授業では、進学先ごとにコースや料金が分かれていて、学年が上がるにつれ、料金も高く設定されています。一方、個別授業の料金は、マイスタと早稲田アカデミーで異なります。1：1（講師：生徒）の個別で受講したい方は、マイスタの料金を確認しましょう。

早稲田アカデミーの評判においては、集中できる環境が高い評価を受けている一方で、宿題が多いとの意見もいくつか見られます。料金だけでなく、早稲田アカデミーの授業の内容や講師の特徴、塾の雰囲気などを考慮し、入塾の判断をしましょう。