英進館の料金を学年とコース別に徹底解説！夏期講習や個別指導のパスカルの料金もご紹介

英進館は、英進館株式会社が提供している、九州地方全域に展開している学習塾です。指導方法は集団と個別の2種類があり、年中から高校生まで幅広い生徒に対応しています。

英進館の料金は、他の集団塾・個別指導塾と比べてどうなのでしょうか。以下は、各集団塾・個別指導塾の料金表です。60分あたりの授業料を表記していて、（）は正規の授業時間です。

英進館の料金を詳しくご紹介します。幼児部から高等部までさまざまな学年の生徒を受け入れている英進館の費用を確認して、入塾を判断する際の参考にしてみてくださいね。

英進館では、授業料・テスト代・教材費などがかかります。3種類の費用は、受講科目数や週当たりの受講数に応じて異なります。

ここからは、幼児部から高等部までの英進館の料金詳細を解説します。通常期のほかに、夏期講習の費用も詳しくご紹介します。

年度や校舎によって、以下の価格は変動する可能性があるため、金額には「約」を付けて記載しています。

英進館の幼児部の料金をご紹介します。英進館の幼児部には、年中・年長が入塾することができ、九州の私立小学校受験合格を目指すクラスです。

年額は、月額授業料から算出し、60分あたりの料金は各クラスの授業時間から計算しました。実際の授業時間は60分あたりの料金の後ろに、括弧で記載しています。

年中クラス・年長クラスそれぞれに入学金が約10,080円かかります。また、春期・夏期・冬期といった季節講習費や、受験対策用の特別講座などの受講費が別途かかる可能性があります。

たとえば、2019年度の夏期講習では、ペーパー試験や面接対策、グループ行動などについて指導を受けられます。費用は年長で5日間約26,300円、年中の場合は4日間で約19,440円となります。

さらに、幼児部とは別で、「学ぶ」姿勢を刺激できる「ドラキッズ」や、年長からTOEIC・TOEFLのハイスコア獲得を目指す「Lepton（レプトン）」などといった特別講座も受講できます。校舎によっては開講していない場合があるため、詳しい情報を知りたい場合は直接校舎に問い合わせてみましょう。

次に、英進館の小学部の料金をご紹介します。英進館の小学部には豊富なクラスが設置され、九州地域の私立中学校合格に向けて、学習を進めていくことができます。

クラスは、小学1年生から小学6年生まで、各学年に学力レベルに応じた以下のクラスが用意されている仕組みです。

小学1年生と小学2年生の場合は、「学力UP標準クラス」「学力UP応用クラス」「特別英才クラス」の3種類に、小学3年生では、「特別英才クラス」と「TZクラス」、「S・Aクラス」の3種類に分かれます。週1回から通塾が可能です。

小学4〜6年生では、「TZS・TZクラス」と「S・Aクラス」とで費用が異なり、週の通塾回数も2〜3回となります。以下の表では、各学年の月額・年額・60分あたりの、最安と最高の料金をご紹介しています。

また、年度や月によっても細かい金額は異なる可能性があります。以下の表では、2019年の10月〜12月の月額料金を基準に年額を1ヶ月を4週間と仮定して60分あたりの料金を算出しました。実際の授業時間は60分あたりの料金の後ろに、括弧にて記載しています。

さらに、週の通塾回数やクラスによって、授業料と入塾時に必要になるテキスト・プリント教材費は異なります。学力レベルに最適なコースが何かを想定したうえで、おおよその料金を確認しましょう。

英進館の中学部の料金をご紹介します。英進館の中学部では、受講科目数とクラスのレベルによって費用が異なります。

以下の表では、一例として2019年度9月の費用をご紹介します。月額と年額は、各学年で5科目受講時の、最安・最高価格を記載しています。

60分あたりの料金は、1ヶ月を4週間と仮定して、各コースの1週間あたりの授業時間から算出しました。また、実際の授業時間は60分あたりの料金の後ろに、括弧にて記載しています。参考程度に確認してみてください。

英進館の中学部では、授業料に加えて、約8,760円〜約299,930円のテキスト・プリント教材費がかかります。テキスト・プリント教材費は、学年とクラスに応じて金額が変動します。

夏期講習は、受講日数や授業数によって価格が細かく違います。夏期講習費用は、中学1年生では約35,100円〜49,370円、中学2年生では、約35,100円〜約78,140円です。

中学3年生については、夏期講習時点で入塾受付はありません。詳しい情報を知りたい場合は、直接校舎に問い合わせてみましょう。

英進館の高等部では、東進衛星予備校の映像授業を受講する仕組みです。授業料を毎月支払うのではなく、受講する講座数を購入し、授業を受ける形式となっています。

講座は、「90分×20回」を1講座として、受講数を自由に設定できます。以下は、通期講座の1講座あたりの受講料と3講座受講時の金額、60分あたりの価格です。学年に関わらず、1講座につき下記の金額となります。

受講料に加えて、担任や担任助手による面談や報告会などの学習指導費として「担任指導費」が年間で約32,400円かかります。また、模試費が学年に応じて年間で約10,800円～約25,920円必要です。

春期、夏期、冬期といった季節講習を受講したい場合は、映像授業の受講数を増やす形となります。ただし、通期講座以外を受講する場合は、上述の金額が変動する可能性があります。

英進館では、浪人生の志望大学合格に向けた、「高校本科コース」が設置されています。

高校本科コースでは、志望大学合格に向けて、朝から夜まで学習を進められます。実践授業とIT授業（東進衛星予備校）のダブルサポートシステムで、受験生に最高な学習環境が提供されます。

東京大学、京都大学、九州大学をはじめとする難関国立大合格を目指す「難関国立大受験コース」、もしくは、医学部受験時に必要な小論文や面接対策を行える「メディカルコース」を選択したうえで、実戦授業・IT授業のいずれかを選んで受講する仕組みです。

以下の表では、一例として2018年度の高校本科コースの費用を志望大学別にご紹介します。月額料金は1年を12ヶ月として年額から計算し、60分あたりの料金は1ヶ月を4週、90分授業を1日4時限受講すると仮定して算出したものです。

受講料に加えて、担任や担任助手による面談や報告会といった学習指導費として「担任指導費」が年間約32,400円、また、年間模試費用として約25,920円が必要です。

入学金については、入学のタイミングと、過去に東進生であったか否かで、無料から最大約162,000円がかかります。模試の受験経験の有無によっては、入学金の一部が免除される場合があります。

英進館では、全教科の成績アップを目指せる「個別指導のパスカル」があります。志望校合格のための教科の学習だけでなく、全教科の「上手な勉強法」が指導され、定期テスト前には「学ぶ意欲」を育ててくれます。

個別指導のパスカルは、小学1年生から高校3年生まで受講可能で、学習目的と学年ごとにさまざまなコースが設置されています。ここでは、個別指導のパスカルにおける各学年の料金をご紹介します。年度や校舎によって、価格は変動する可能性があるため、金額には「約」を付けて記載しています。

まずは、小学部の料金をご紹介します。小学1年生から受講可能で、小学部の場合は60分授業が用意されています。中学受験を希望する方や、学校の授業内容を定着させたい方など、学習目的に応じたコースが用意されています。

講師対生徒の人数と、週の授業時間と回数に応じて費用は細かく異なります。以下の表は、講師対生徒が1対2で、週1回通塾時の料金です。

中学部の個別指導のパスカルでは、学年に関わらず以下の金額が必要です。

表内の金額は、講師対生徒が1対2の場合の、月額・年額料金、60分あたりの価格です。60分あたりの料金は、実際の授業時間90分から、1ヶ月が4週と仮定して算出しました。

高校生で個別指導のパスカルを受講したい場合にかかる費用をご紹介します。高等部の場合は、1回90分の授業を週に何回受講するかによって料金が異なります。

以下の表は、講師対生徒の人数が1：2の場合の月額・年額と60分あたりの料金です。学年によって価格は変わりません。60分あたりの費用は、1ヶ月が4週と仮定して、実際の授業時間90分から算出しました。

個別指導のパスカルでは、大学受験向けの指導は行われていません。そのため、志望大学合格に向けて学習を進めたい場合は、英進館の「高校本科コース」の受講がおすすめされています。

英進館の料金以外の特徴をご紹介します。塾選びの際に、料金以外の特徴を知っておけると、入塾後に想定と異なることが少なく安心です。

以下では、合格実績と通塾生の評判・口コミをご紹介するので、英進館への入塾を判断する前に参考にしてみてくださいね。

英進館では、幼児部・小学部・中学部・高等部それぞれの合格実績が公式ホームページにて公開されています。

たとえば小学部では、全国の難関私立中学校、灘中学・高校に30名、首都圏の超難関私立中学である開成中学には16名などの実績を誇ります。

また、中学部では、九州地域の公立高校の場合、6学区トップ校の福岡県立修猷館（しゅうゆうかん）高等学校に264名、5学区トップ校の福岡県立筑紫丘高等学校に205名などの実績があります。

高等部では、東京大学と京都大学合わせて76名、九州大学へは174名の合格者がいます。さらに詳しい情報を知りたい場合は、公式ホームページを確認しましょう。

英進館の評判と口コミを確認しましょう。

講師と保護者とで定期的に面談が実施されるサポート体制が良いとの意見があります。また、基本から弱点まできちんとした指導に高い評価があるようです。しかし、料金が高いとの意見もあります。

英進館に入塾する際には、以下の流れで手続きを行う必要があります。実際に手続きを開始する前に、おおよその流れを確認しておきましょう。

クラスが豊富な英進館では、校舎によっては学力に最適なクラスが設置されていない可能性などがあります。まずは資料請求や電話で問い合わせて、詳しい情報を確認しましょう。

英進館の幼児部から高卒本科コースの料金を詳しくご紹介しました。さまざまなクラスが設置され、生徒の学力レベルと学習目的に合ったクラスで学習を進めることができます。

料金は、幼児部から高等部・高卒本科コースまで、それぞれのクラスによって異なります。実際の通塾時を想定したうえで、ご紹介した費用を確認してみましょう。料金だけでなく、英進館自体の特徴も確認したうえで入塾を判断できると良いですね。