河合塾の料金をコース別に徹底解説！他塾と比較して高い？安い？

河合塾に通塾すると、入塾金と授業料がかかります。河合塾の授業料には、教材費、学習指導費、進学指導費が含まれます。

授業料は、授業回数で決まらず、入塾する月によって異なります。全国模試の受験者や入塾金免除対象者に該当する場合は、入塾金がかかりません。

入塾を検討している場合には、事前にきちんと情報を確認しておきましょう。

河合塾の学費を他の予備校と比較してみましょう。以下は、高校3年生が受講した際の料金です。60分あたりの料金は、各塾の授業時間から算出しました。

河合塾の費用は、他の塾と比べて高い傾向にあると言えそうです。ただし、選択するコースや科目数によって、費用は大きく変動する可能性があります。

自身が受講し得るコースや教科などの価格を確認したうえで、入塾を判断しましょう。

河合塾には、主に以下の4種類のコースがあります。

グリーンコースとは、「現役高校生を第一志望大学“現役合格”へと導くコース」です。現役高校生のみが受講可能となります。浪人生の場合は、「大学受験科」のコースになります。

さらに、上述の4コースとは別に、映像授業を実施している「河合塾マナビス」があります。授業料や開講講座はコースによって異なる場合があります。詳しい情報を知りたい場合は、直接問い合わせてみましょう。

河合塾では、受講目的や教科に応じて、講座数が非常に多く分かれます。ここでは、河合塾の料金について、月額・年間にかかる費用、1科目のみを受講した際の料金に加えて、60分あたりの料金も説明します。

料金については年度や入塾のタイミングによって異なる可能性があるため、「約」を付けて記載しています。おおよその金額として、河合塾への入塾を検討している方は、参考程度に確認しましょう。

まずはグリーンコースの料金を高校1年生から高校3年生まで、学年別に説明します。グリーンコースでは、現役高校生の志望大学への現役合格に向けてさまざまな講座を受講できます。

月額料金は、年額料金をもとに高校1・2年生は12ヶ月、高校3年生は8ヶ月の受講期間として計算しました。60分あたりの料金は、1講座年間29回の授業回数として、各講座の授業時間から算出したものです。

高校1年生の場合、授業時間ごとに以下の授業料がかかります。

河合塾では、高校1年生のうちから、東京大学や京都大学、医学部入試といった長時間の入試を想定して、150分授業が実施されています。そのため、長時間の入試に耐える集中力や、解答スピード高い答案作成力など、実践的な能力を鍛えられます。

高校1年生の場合、目標大学のレベルによって受講すべき講座が1科目ごとに異なります。受講講座によって料金は変動するため、詳しい情報を知りたい場合は、直接問い合わせてみましょう。

高校2年生の場合、講座ごとに設定された授業時間によって以下の料金が必要です。

河合塾では、高校1年生のうちから、東京大学や京都大学、医学部入試といった長時間の入試を想定して、150分授業が実施されています。そのため、長時間の入試に耐える集中力や、解答スピード高い答案作成力など、実践的な能力を鍛えられます。

150分授業の中には、高校3年生と合同授業となることで、授業回数が減り、費用が安くなるものもあります。

高校2年生の場合、1科目ごとにレベル別で講座が開講されています。目標大学のレベルに応じて受講すべき講座は異なり、料金も変動します。詳しい情報を知りたい場合は、直接問い合わせてみましょう。

高校3年生の料金をご紹介します。高校3年生の場合、講座ごとに設定された授業分数に応じて、料金は異なります。

河合塾では、高校3年生の受講期間は8ヶ月、年間の授業回数は24回となります。高校1・2年生と異なるため、注意して確認しましょう。

高校3年生の場合、東京大学や京都大学、医学部入試の長時間の入試を想定して、180分の授業が実施されています。入試本番に通用する、解答を書き出すスピードと実践的な能力を鍛えられます。

また、志望大学別に細かく対策講座が開講されています。生徒一人ひとりの志望大学に合わせて受講すべき講座は異なるため、詳しい情報を知りたい場合は、直接問い合わせてみましょう。

次に、中学グリーンコースの料金を説明します。河合塾には、高校入試を目指す中学生や、中高一貫校に通い、次の目標は大学入試という中学生向けの「中学グリーンコース」があります。

中学グリーンコースは、基本的に中高一貫校に通学する中学3年生のみが受講可能です。中学1・2年生向けの中学グリーンコースは、大阪の天王寺校でのみ開講されています。

そのため、中学1・2年生の料金は天王寺校の料金を、中学3年生については、一例として首都圏の校舎で開講している中学グリーンコースの費用をご紹介します。

校舎によっては中学グリーンコースが開講されていない場合があるため、近くの校舎の情報を事前に確認しておきましょう。

中学1・2年生では、大学受験に向けて、基礎学力を定着させることができます。

中高一貫校に通学する中学3年生を対象とした「アドバンストコース」とは、1クラス10〜20人程度の少人数で、約1年先取りの「速習」で学習が進められるコースです。入塾テストなどで基準点をクリアした方しか入塾できません。

また、中学グリーンコースで受講していた科目については、高校グリーンコース進級後に、受講資格「認定」の取得が必要な一部講座を無試験で受講可能となります。

浪人生を対象とした、「大学受験科」の費用をご紹介します。河合塾の大学受験科は、入塾時に「認定」といわれる受講資格を取得する必要があります。

「認定」は、模試成績や認定テストの基準点をクリアするか、出身高校の先生の推薦をもらう「高校推薦」、もしくは学習状況の確認と面接・書類審査を行う「自己推薦」にて取得可能です。

料金については、志望大学別に設置されたコースによって細かく異なります。そのため、以下の6種類のケースを想定して、それぞれの最低価格・最高価格を説明します。

月額料金は、年額の授業料から算出しました。60分あたりの料金は、1ヶ月を4週間とし、1日180分の授業時間が週5日あると仮定した際の金額です。

志望大学の区分や、選択するコースによって価格は大きく違います。また、コースによって1日の授業時間が細かく異なり、それに伴って費用は変動する可能性があります。

詳しい情報を知りたい方は、直接問い合わせてみましょう。

ここからは、夏期講習の料金を説明します。年度によって金額が異なる可能性がありますが、以下では2019年度の夏期講習費用を参考としてご紹介します。

河合塾の夏期講習では、入会金と受講料の2種類の費用が必要です。入会金は学年に関わらず4,000円、受講料は1講座を「90分授業×5日間」として、申込講座数に応じて料金が異なる仕組みです。

河合塾の夏期講習では、中学グリーンコースと高校グリーンコースの現役生コースでは、基本的に以下の費用がかかります。中学生・高校生での、金額の違いはありません。

高校3年生の場合、4講座以上を組み合わせて受講する必要があります。各学年ごとに基本料金と異なる価格設定となっている講座があるため、夏期講習に参加する際は、詳しい情報を確認してから参加を判断しましょう。

浪人生の夏期講習費用は、おおよそ以下の金額がかかります。

浪人生は、最低でも4講座以上を組み合わせて受講する必要があります。つまり、基本料金で受講する場合は、最低でも授業料が約69,200円必要です。

河合塾の学費免除制度とは、成績優秀と認められ他の模範となる塾生を『奨学生』として認定し、奨学金として学費の一部が免除される制度です。

「志望大学合格に向けて勉学意欲おう盛で、河合塾福岡校・北九州校2019年度大学受験科（高卒生）に入塾を希望する方」で、河合塾が実施した模試成績による認定、もしくは奨学生選考試験成績（受験料無料）による認定を受けると、学費の一部が免除されます。

また、入塾金については、兄弟姉妹が河合塾生である場合や、過去に河合塾の短期講習を受講したり、模試を受験した方など、河合塾が指定した条件をクリアすることで、入塾金の一部もしくは全額が免除されます。

免除制度を利用したい方は、詳しい情報を確認したうえで、免除の対象者となるかどうか確認してみましょう。

料金以外に、河合塾の口コミや合格実績なども確認しておきましょう。塾選びの際に、費用は重要な項目ですが、入塾後に後悔しないためにも、それ以外の特徴も知っておけると安心ですね。

まずは2018年度の合格実績をご紹介します。

合格者数は、現役生と浪人生を合わせた数字です。通塾生の口コミも確認してみましょう。

志望大学別のカリキュラムについては高評価ですが、金額については高いとの意見もあります。

河合塾のコースと料金を詳しくご紹介しました。河合塾は、中学生から入塾が可能で、志望大学合格に向けて効率的に学習を進められるカリキュラムが用意されています。

授業料は、現役生の場合、学年と授業時間によって異なり、大学受験科では志望大学別に大きく金額が異なります。

また、高校1年生のうちから長時間の入試を想定して、150分〜180分の授業が実施されているなど、早いうちから集中力や論理的思考を鍛えられるカリキュラムも特徴です。入塾時を想定して、費用を確認し、入塾を判断する際の参考にしてください。